【学校紹介】日本初(発)のデモクラティックスクールまっくろくろすけを紹介します【評判・口コミ・レビュー】

私はデモクラティックスクールをやっております。

そして日本でデモクラティックスクールをしている人がみんな参考にしているのは、日本初(発)のデモクラティックスクールまっくろくろすけです!

私も幾度となく勉強させていただき、先日5度目の訪問をしてきました!

歴史が深く、その教育効果から移住して通う方もたくさんおられます。

実際にデモクラティックスクールをやっている私の感想も踏まえてお伝えするので、検討している方はこの記事を読めば理解が深まります!

というか私というフィルターを通した紹介なので参考程度に受け止めてくださいm(_ _)m

まっくろくろすけ概要

デモクラティックスクールまっくろくろすけは1997年に兵庫県高砂市で産声を上げました。

アメリカのサドベリーバレースクールをモデルとしたデモクラティックスクールはそれまで日本にはありませんでした。

しかし、代表の黒田喜美さん(通称くろちゃん)が「デモクラティックスクールを日本にもつくろう!」と声を上げて、それに賛同する子どもたち10名程度から始まりました。

子どもの人数は徐々に増えていき、2013年には登録者が100人を超え、現在まっくろに行くと20人以上の子どもでいつもワイワイしています。

それに伴い、初めは週1回だった回数を増やしていき、今では週4回開いています。場所も兵庫県市川町にある現在の広い敷地に移りました。

デモクラティックスクールを広めるために、本場アメリカから講演会の講師を招いたり、オルタナティブ教育を知ってもらう活動をしたりして、メディアで取り上げられることも多々ありました。

そして、このようにまっくろくろすけが成長する中でデモクラティックスクールの存在が広がり、日本中にできることとなり、今では全国で20校以上も存在しています。

わたしのやっているスクールもその流れで影響を受けて開校したデモクラティックスクールの一つです。

特徴①日本一の歴史

日本でデモクラティックスクール・サドベリースクールと言えばまっくろくろすけ!というのは誰もが異論ないでしょう。

日本で初めてできたデモクラティックスクールですから。

そして、よくまっくろくろすけは日本”発”という言葉も使われます。

初めてできただけでなく、日本流のデモクラティックスクールを作ろうとしていることがよく分かります。

ですので、カリキュラムなし・テストなし・子どもと大人は対等、などの原則はそのまま導入していますが、サドベリーバレースクールのやり方をそのまま踏襲しているとは思いません。

まっくろに来る子とそこにいるスタッフによって、最適なスクールの形が作られていってるように思います。

本場アメリカのサドベリーバレースクールはエリート教育につなげるような印象も受けますが、まっくろくろすけはどんな生き方も受容する懐の深さを感じます。

勉強をしたい子との契約なども緩いと思うし、裁判を行われることも少ないのではないでしょうか。

まっくろがそういう場所だからこそ、日本中のデモクラティックスクールがそれぞれのカラーを出せていることにつながっていると思います(^^)

特徴②駅近なのに自然豊かな環境

まっくろくろすけはJR「甘地」駅から徒歩10分。

駅近で通いやすく、教育移住をしてきた子も多いですが、姫路や神戸方面から電車で通ってくる子も多いです。

私のやっているスクールも駅近という意味では一緒ですが、違うのは校舎の敷地と周りにある豊かな自然環境!

百聞は一見にしかず、なので、こちらの写真をご覧ください。

外で思い切り遊べるし、散歩するだけでも気持ちいい。

楽器演奏も存分にできるので、それも売りにされています。

自然こそ最高の学びの場!と思っているわけではありませんが、一歩外に出ればすぐに遊べたり、作りたいものを野外に制作できたり、そういうやりたいことの選択肢が持てる環境は本当にうらやましい!

できれば私のスクールももう少し自然豊かなところに引っ越したい。。。

特徴③体系化されたシステム

まっくろくろすけは30年近い歴史があります。

その中で子どもたちと一歩一歩作ってきたので、今はスクールの仕組みが確立されているように思います。

朝と夕方のミーティングでは何を決めるか、ミーティングはどのように進めるか、トラブルがあったらどのように解決するか、などなど。

言い出したらキリがないほどにシステムやルールがあり、必要なものが整備されています。

しかし、子どもたちとスクールを作るということは、分かりやすく最短ルートである高速道路を進むわけではありません。

時には「そんなことする?!」というような状況になることもあります。

まっくろくろすけでは子どもたちの意見でデモクラティックスクールの核であるミーティングがなくなった時期もあるそうです。

でもスタッフさんたちはそれを受け止めて、一旦その状態で一時期過ごしたそうです。

その上で「やっぱりミーティングはめんどくさいけど必要だよね」ということに子どもたちが気づいていったようです。

私のスクールはデモクラティックスクールとして第一歩を踏み出したばかりなので、まだまだ運営がスムーズに回る仕組みづくりはできていません。

ごみは誰が捨てるか、片付けをしなかった場合どうなるか、などなど。

でも、イチから作っていく今の時期がデモクラティックスクールとしての醍醐味だと思っています。

みょーちゃんはまっくろくろすけをどう思う?

基本的に素晴らしいところであり、憧れの場所です!!

私がデモクラティックスクールを始めようと思ったのは、まっくろくろすけに出会ったからです。

一人一人の子どもがありのまま過ごせるし、それをそれぞれの子どもが受け入れているように感じます。

スタッフも無理せず肩の力を抜いて子どもたちと接しています。

でも、子どもたちはしっかりと育っているし、長年いる子たちを中心にスクールは自治されているように思います。

その証拠に入学前は自由に過ごせる学校に不安を覚える人も多くいますが、年長者や卒業生の姿を見ると安心されます。

べた褒めポイントはキリがないほどあるので、あえてデメリットを挙げるとすれば、ルールが多くて煩雑なのと、外部の人は内輪感を感じることぐらいでしょうか。

しかし、これらのことも一歩まっくろの中に入れば気にならないことです。このデメリットは私が感じただけで、在学生からはこんな不満を聞いたことがないからです。

行ったことがない方は、ぜひ一度訪れてみてください。

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