【サドベリースクール】デモクラティックスクールって何?

デモクラティックスクールはサドベリースクールとも呼ばれ、アメリカのサドベリーバレースクールで行われている教育で、「本来人間には自ら学ぶ力がそなわっている」という理念の下、子どもたちは自分のことは自分で決められる「自由」を持ち、学校全体のことはみんなで話し合って「自治」をする学校の在り方です。

デモクラティックスクールは不登校支援としての意味合いが強いフリースクールとは違い、既存の学校とは違う価値観の学校を目指すオルタナティブスクールです。

そして、そのオルタナティブスクールの中でもかなり徹底して「子ども中心主義」を実践する学校と言えると思います。

例えばこんな特徴があります。

①自分の好きなことを学ぶ(スタッフは活動を提案しない)

②カリキュラム&テストなし

③子どもの尊重(大人も子どもも対等な関係)

④ミーティングで話し合って決める

⑤年齢ミックス

そしてこれらの特徴が見られるデモクラティックスクールの象徴的な活動にはこんなものがあります。(どこのスクールも必ずこうとは限りませんが)

 ・お金の管理も子どもが行う

 ・スタッフの任免も子どもたちが決める

 ・子どもがルール違反をしたら子どもたちによる裁判が行われる

 ・ミーティングでは大人も子どもも同じ1票を持つ

 ・保護者は基本的に口出しできないが、年に数回行われる総会に出席すれば意見を言うこともできる

 ・卒業はいつしても自由だけど、ミーティングでメンバーの承認が必要

 ・卒業の承認が得られずに辞めると退学扱い

私みょーちゃんが運営するデモクラティックスクールひまわりは2025年4月に開校した滋賀県初のデモクラティックスクールです。

2023年4月滋賀県大津市にフリースクール「学び場ひまわり」として開校し、2年の活動期間を経て、デモクラティックスクールとして再出発しました。

デモクラティックスクールではありますが、上で挙げたような既存の手法をそのまま導入するのではなく、子どもたちとの対話によってより良い民主的な場づくりをしています。

デモクラティックスクールについて知りたいと思ったら、まずはこの本を読んでみてください!

サドベリーバレースクールを始めた方が書いた本で、多くのスタッフがこれを読んでデモクラティックスクールを始めています。

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