最近私のスクールではボードゲームをやることが増えてきました。
私は結構ボードゲームが強くて好きなので、個人的にはやれる機会があってうれしいです。
オンラインゲームも良いけど、目の前に触れるものがあるボードゲームは面と向かって話しながらできるので、よりコミュニケーションツールになります。
そこで、今回はスクールで日頃やっているボードゲームのレビューをします。
どんなボードゲームも好きなのですが、オルタナティブスクールであることもあり、教育的な価値にも触れつつ紹介します。
購入を検討されている教育関係者、ご参考にどうぞ!
1.カタン ☆3.5
評価:
大人気ゲームカタン。
拡張版も豊富にあるし、世界大会も開かれているとか?!
やったことがある方も多いと思いますが、素材を集めて建築物を作っていくゲームです。
サイコロを振って進めるので運ゲーの要素はありますが、初期配置の場所が大事だったり、優位に進めるために効果カードを使ったり、他のプレイヤーを説得して素材を交換することもできるし、戦略性が高いゲームです。
マイナスポイントとしては、ルールが少し難解&プレイ時間が長い!
普通にやっても1時間、拡張版を使ったら2時間!
始めてやった時はルールを理解しながらやったので、通常版で2時間かかりました。。。
2.ドミニオン ☆2.5
評価:
お金を集めて効果カードを買い、そのカードの効果を使って、点数を取り合うゲームです。
どのカードを集めるか、どういう順番で出すか、など、カタン同様こちらも戦略性が高いゲームです。
欠点としては、効果カードのルールがすごい複雑!カードの意味を理解するのに時間がかかります。
そしてカードを連続して出せるので、一人のターンが長くなります。
そうすると、「全然僕の番回ってこない。。。」となることがあります。
3.おばけキャッチ ☆3.5
評価:
こちらのゲームは反射神経を競うゲームです。
カードを引いて、そのカードに映っていない色と物の人形を選んで取るゲームです。
時々、そこにある人形と全く同じ色と物が映っているカードが出るので、その場合は現物を取ります。
瞬時にそれらを判断しなければいけないので、すごく頭を使います。
個人的には大好きなゲームですが、運要素は少なめで力量の差が出るので、減点しておきました。
4.ガイスター ☆3.5
評価:
相手からは分からないように「良いオバケ」と「悪いオバケ」を配置して、悪いオバケを取らないで、良いオバケだけを取るように狙いながら、相手の陣地に攻め込むゲームです。
将棋やチェスなどのボードゲームに近いです。
相手のオバケがどちらのオバケかを知るすべはないので、駒の動きから予測するしかなく、心理戦の要素が強いゲームです。
運要素もあるのですが、1対1でしか遊べず、二人の間で勝ち負けがはっきりしてしまうことが教育的には減点ポイントとしておきました。
5.バトルライン ☆3.5
評価:
複雑なポーカーのようなゲームです。
9つのフラッグを確保するために、各プレイヤーが3枚のカードを出していくゲームです。
より強い役を作った方がフラッグを確保できます。
カードの出し方、ブラフの使い方、カード確保の仕方、効果カードの使い方、など戦略系&心理戦のゲームで、すごく頭を使います。
ガイスター同様、こちらも1対1でしか遊べず、二人の間で勝ち負けがはっきりしてしまうこと、高度な頭脳戦で考えることが苦手な人はやりづらいことで減点しておきました。
個人的には大好きなゲームの一つですが…
6.街コロ ☆3.5
評価:
点数を貯めて建築物を作り、ポイントを集めるゲームです。
前述のカタンやドミニオンと似たような感じで、こちらもサイコロを使って進めるので運要素があるものの、どの建築物を建てるか考えるところに戦略性が重要となるゲームです。
拡張版もプレイしたことがありますが、色んな効果がある建築物が増えて面白いですよ!
カタンやドミニオンほど効果カードが複雑ではない印象ですが、プレイ時間は長いので、そこがマイナスポイントかと思います。
7.ウボンゴ ☆4.5
評価:
与えられたピースを指定された形に組み立てるゲームです。
こちらは戦略は必要なく、発想力が問われるゲームです。
3つのピースで組み立てる盤面と、4つのピースで組み立てる盤面があるので、ハンデもつけやすいです。
また勝った時にもられるのが宝石なので、子どもはテンションが上がりますし、宝石はくじ引きスタイルでもらえるので、実力だけでなく運要素もあります。
また点数計算の仕方はかけ算・足し算といった算数の勉強にもなります。
欠点はほとんど見つからず、今回最高得点を付けましたが、強いて言えば時々答えが全く分からなくなって沼にハマりるとイーッ!となることぐらいでしょうか(笑)
8.キャプテン・リノ ☆4
評価:
ジェンガとほとんど同じルールで、高いタワーを積み上げていき、倒した人が負けというゲームです。
でもジェンガより良いのは、積むのはカードなので倒した時の衝撃が苦手な人でも大丈夫ということです!
また途中で、キャプテンと呼ばれる人形を動かして積み上げたカードの上に置くので、ジェンガよりバランス感覚が問われます。
こちらも悪いところがないぐらい良ゲーですが、頭を使う要素があまりないので、物足りなさがあるかな?ということぐらいです。
9.ブロックス ☆4
評価:
ブロックを盤面にはめていき、手元に残ったブロックの数が少ない方が勝ち、というゲームです。
ブロックは4色あって4人まで遊べます。
どの形のブロックをいつ、どこに置くか、と考えるので、思考力が必要となるゲームです。
大きなマイナスポイントはありませんが、どのような考え方でブロックを置いていけばよいかあまりはっきりしたことが言えないので、思考の仕方が難しいところを欠点として挙げておきます。
まだまだたくさんあります!
こちらの雑多な写真を見てもらえれば分かりますが、スクールにはまだまだ色んなボードゲームがあります。

最近やってないのもありますが、結構どれも面白いゲームばかりです。
古来からある麻雀・チェス・将棋なんかもみんなでやると面白いですね!
挙げだすとキリがないので、ちょくちょく更新して紹介するゲームを増やしていきたいと思います!
みんなで楽しくゲームをするためには、勝ち負けがあまりはっきりせず、楽しくコミュニケーションを取るものがいいですね。
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